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アルトワークスに採用する5AGSの変速制御プログラムはここが凄い! [ミッション]

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新型アルトワークスには
スポーティーに走るのには欠かせない

5速マニュアルトランスミッションが搭載されました。


走り屋の皆さんやマニュアル大好きな方たちには
待ちに待ったミッションではないでしょうか?



実はこのブログの管理人である私も
若い頃はマニュアルで走っていたので

新型アルトワークスに採用された時にはとてもうれしかったです。



しかし、もう一つのミッションである
5AGS(オートギアシフト)&パドルシフト付が
凄いことは意外と知られていないと思います。


そこで、この5AGSのメリットやデメリットについて
書いてみようと思います。



専用チューニングを施した5AGSの本当の凄さとは?


まず始めに5AGSの基本的な事について
説明していくと


ミッション内部は普通の5速マニュアルと同じ構造ですが
発進時やシフトチェンジの際のクラッチ操作

またシフトアップとダウンを電動油圧式アクチュエーターを
使って自動で行う仕組みになっています。


*アクチュエータとは電気・油圧などの
エネルギーを動力源として機械的に仕事を行う装置の総称


img01[1].jpg


この構造の事をスズキではAGSと呼んでいますが
一般的にはAMT(Automated Manual Transmission)と
呼ばれているそうです。



そしてAGSの特徴として

クラッチ操作やシフト操作が不要で
オートマチック限定免許で運転が可能で

普通のマニュアルとは違って
オートマチック車と同じPレンジやクリープ現象を採用している点です。

m_2-a4f85[1].jpg


アルトワークスにはパドルシフトと呼ばれる
ハンドルの裏側にシフトアップ・ダウンのスイッチがあり

0400452A30151107W00114[1].jpg


いつでも好きなタイミングでギアを変えることが出来るため

オートマ限定免許でマニュアルのような運転が可能で
走り好きな方にはたまらない装備ですね。


さらに5AGSの良い所は
渋滞に入った時、オートマのように運転できるため

マニュアルのようにクラッチをつなげたり放したりする必要がないため
左足が疲れないメリットもあります。



昔のハイパワー車はクラッチが重く
渋滞がとても嫌だった思い出があります。(笑)


一方、新型アルトワークスに搭載される5AGSには
変速制御プログラムにチューニングを施すことによって

変速スピードの短縮を実現しているようで


普通の5速マニュアルよりも早くシフトチェンジができます。


通常のマニュアルの場合
クラッチを切ってシフトチェンジするため

変速時間がかかってしまいますが


AGSは電動油圧式アクチュエーターが
クラッチ操作とシフトチェンジを行うため

素早くシフトチェンジできるのです。


これはサーキットを走っている人ならわかると思いますが
高速で激しく走行するとシフトミスなどの人的ミスが発生しますが


クラッチ操作とシフトチェンジを自動で行うAGSは
人的ミスが皆無となり

結果としてタイムアップにつながる事にもなりえます。


そして上級者ならクラッチ操作が不要なため
空いた左足でブレーキ操作をすることもあるんだとか。


変速スピードの短縮には変速制御を
精密かつ正確に行う必要があるため

このあたりはメーカーの腕の見せ所だと思います。


ちなみにフェラーリなどのスーパーカーは
AGSとほぼ同じ構造ながら

変速にかかる時間はわずか0.03秒といわれていて
目の瞬きよりも早いんですよ。



反対にデメリットとしては
発進時にクラッチがつながる時にギクシャク感があるくらいでしょうか。


どうでしょう、5AGSが気になってきませんか?


もしオートマ限定免許しかなく
それでもで走りを楽しみたい人は

ぜひ5AGSに乗ってみてはいかがでしょうか?


もしかしたら5MTの人よりも速く走れるかもしれませんね。



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